|
阪本薬品工業株式会社
Sakamoto Yakuhin Kogyo Co.,Ltd.
|
(問い合わせ先) |
大阪:〒541-0047 大阪府大阪市中央区淡路町1-2-6 |
TEL 06-6231-1855 FAX 06-6222-0631 |
東京:〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル7階 |
TEL 03-3510-6201 FAX 03-3510-7703 |
E-Mail sp-chem@sy-kogyo.co.jp URL http://www.sy-kogyo.co.jp |
|
当社のプラスチックス用難燃剤「SR-Tシリーズ」は、テトラブロモビスフェノールAを出発原料とした臭素化エポキシ系難燃剤であり、各種樹脂との相溶性がよいためブリードアウトがなく、耐候性、耐熱性に優れる。
製造面では、2001年にフィリピンの関連子会社において新たな難燃剤プラントを建設し、供給の安定性を確保した上で、厳しい品質管理を実施し、高い品質安定性を実現している。
また、「SR-Tシリーズ」で難燃化された樹脂をリサイクル使用しても、その耐熱性の高さ、エポキシ基の架橋効果により物性の低下が少なく、環境対応型の材料といえる。
「SR-Tシリーズ」は表1のように3つのタイプに分かれる。
1.オリゴマー型 |
|
オリゴマー型は末端エポキシ基と樹脂中の官能基が架橋することにより良好な耐加水分解性と強度を保持することが出来る。 |
2.変性型 |
|
末端エポキシ基を封止することにより流動性に影響することなく耐熱性と難燃性を付与することが出来る。 |
3.高分子量型 |
|
末端エポキシ基の架橋効果に加え高耐熱性を付与できるため電気・電子用途に最適である。 |
|
表1 SR-Tシリーズの種類と一般性状 |
タイプ
|
オリゴマー型
|
変性型
|
高分子量型
|
|
|
|
|
|
|
|
製品名
|
T1000
|
T2000
|
T3040
|
T7040
|
T5000
|
T20000
|
外観
|
微黄色粉末
|
淡黄色粉末
|
淡黄色粉末
|
淡黄色粒状
|
淡黄色粒状
|
淡黄色粒状
|
色相(G)
|
1
|
2
|
1〜2
|
2〜3
|
1〜2
|
1〜2
|
エポキシ当量
(g/eq)
|
1000
|
2000
|
30000
|
40000
|
5000
|
15000
|
軟化点(℃)
|
130
|
160
|
170
|
200
|
190
|
200度以上
|
平均分子量
|
2000
|
4000
|
6000
|
14000
|
10000
|
30000
|
臭素含有量
(%)
|
51
|
52
|
54
|
53
|
52
|
52
|
用途
|
スチレン系
|
スチレン系
ポリエステル系
|
スチレン系
ポリエステル系
アロイ系
|
スチレン系
ポリエステル系
アロイ系
|
スチレン系
ポリエステル系
アロイ系
|
スチレン系
ポリエステル系
アロイ系
|
|
|